愛と痛みのアルバム

たむらぱんのニューアルバム『love and pain』発売になりました!!
何回か聴きこんでますが確実に今までと雰囲気が違いますね。
2曲目にしっとりした曲を置いたりしてるところが意外です。
最近は「ファイト」や「おしごと」のあった位置ですからね(笑)
今までより圧倒的にテーマみたいなものを感じ取ることができます。
コンセプトアルバムみたいな感じですね。
今回は田村さんいわく歌が際立つように
必要最低限のアレンジしかしてないそうなんですが
確かに相当音がすっきりしています。
音の断捨離みたいな?(笑)
いろんなところのインタビューでそんなことを言っていたので
今回のアルバムはひょっとしたら退屈なのかもしれないと思っていましたが
まあ杞憂でしたね。
音が足りないなあっていうのは感じませんでした。
わりと暗い雰囲気のアルバムですが今までで一番短いアルバムなので
ずーんと気持ちの悪い重さみたいなものもあまりありません。
そして肝心の曲ですがやっぱり好きなのが多い。
とくに「くそったれ」と「手が目が」が気に入りました。
「くそったれ」はタイトルの印象とは裏腹に非常に美しいアレンジの曲。
タイトルはマネージャーさんのブログにも書いてありましたが
結構議論したみたいですね。
「ぶっ飛ばすぞ」は「ぶっ殺すぞ」から変えたみたいですが
今回は最初に書いていた「くそったれ」から変えなかったみたいです。
「手が目が」はリズムが心地いいです。
ピアノの音色が特に好き。
あ、そうそう「ココ」のアルバムバージョンもよかったです。
このアルバムの色に沿ったきれいなアレンジでした。
まあシングルのままだと確実に浮いてるはずですしね(笑)
と、今回のアルバムは一味違うたむらぱんでした。
「ココ」聴いて気になってこのアルバム買った人は
口ぽかーんってなるかもしれない……(笑)
最初に聴くには向いてないかもしれないですがいいアルバムです。
……そういえばDVD見てない、こちらの感想はまた今度。