チョコ レイト

もうほんと遅い。
(シングル発売から遅いしバレンタインにも遅いしそもそも時間帯遅いし
こんなこと説明してるのがなんかもう)
というわけでシングル「君の隣」の感想をば!
まず表題。
これね、今回のシングルで一番好きです。
aikoも例にもれずよく「カップリングこそ至高」って言われてますが
個人的にはやっぱりシングル曲はいいのを選んでいるなと思います。
もちろんいい曲ぞろいですがね。
話それましたが「君の隣」はもう実にストレートなポップミュージック。
キーもハ長調、直球勝負。
だけどイントロのギターだけのG→Aってコード進行のところ、
ちょっとひねった感があってすごく素敵です。
あとリズム感が好きですね。
サビのオクターブ刻むベースとハイハット開けたり閉じたりのドラムがいい。
隙のないいい曲になってます。
そして2曲目「舌打ち」。
今回の問題作。
すごいですよこの曲。
ときどきあるけだる目のロックですが歌詞がぎゅうぎゅう詰めです。
その歌詞には「だって忘れたくないんやもん」と明確な関西弁が。
aiko本人もいろんなところのインタビューで言ってますが
「ぬくい」みたいな意図せず入った関西独特の表現はすでにありましたが
意識して歌詞に入れたのは初めてだとか。
思ってる気持ちそのままを歌詞に入れたかったようです。
直後に「どうしてもちぎれないんだもん」と普通に戻ってるあたり
出てきてしまった感情をもう一度おしこめてる感じがありますよね。
そして最後に実際に舌打ちが入ってます。
でもね、最初に聞いたときは「音飛びしてる!?」とか思ったよ。
最後に3曲目、「朝寝ぼう」。
キーの関係もあって「気付かれないように」っぽい曲だなあと。
あと『暁のラブレター』に入ってても違和感ない気がします。
ド安定のバラードです。
そこまで好みじゃないけどなんとなくいい曲という感じはします。
いつかハマるパターンかもしれぬ。
というわけで全然カラーの違う3曲が入ったシングルです。
アルバムだけ!って人も本当は聴いてほしいよシングル。
(どのアーティストでも思う)
聴かないのはもったいない!!(必死)

君の隣 (通常仕様)

君の隣 (通常仕様)